4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/12(火) 13:28:59.65 ID:9xHOcDLQ0
「それでは早速、こちらへ」
そう促されて、フォトが裸足のまま進んで行った先には
彼女がこれまで見たこともないくらい大きさの人口の池かがいくつも並んでいました。
「うわぁ…なんだかスゴイですね」
これには彼女も、思わず感嘆の声をもらします。
「でしょう?これはプールといいまして、運動しながら涼のとれる施設なんですよ」
「へえ、プール…」
プールにはいくつも種類があり、単に水がたまっているものから川のように水が流れるプール、大きな滑り台が設置されているプールなんかもありました。
そして、すでに何十人も人が入っていて水の中で戯れていました。
彼女はその楽しげな風景を切り取り、宣伝に使えそうな写真に撮ろうとその水場へ一歩を踏み出します。
「それでは、早速…」
そのとき、カメラの準備をしようとした彼女を依頼主であるここの責任者が呼び止めました。
「ああ待ってください、その格好では入れませんので、こちらへ」
「はい?」
何事かと彼女が依頼人に連れて行かれた先は、なんと更衣室でした。
ようするに、そこで彼女もレンタルの水着に着替えて欲しいとのことなのでした。
「……こ、これは」
彼女が選んだのはいわゆるビキニタイプというやつで
ヒラヒラとした装飾で部分的に自信のない人でも着ることができるデザインでした。
「恥ずかしい……お、おへそとか丸出しだし、コレ」
一番露出の少ないものを選んだはずなのですが、
それでもフォトは恥ずかしげにモジモジとしてしまうのでした。
それでも、そこは彼女もプロなので一旦レンズを覗き込めばそんなことは忘れて
撮影に没頭するのでした。
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