過去ログ - 【銀と金】森田鉄雄たちがエスポワールに乗るようです 第一部【賭博黙示録カイジ】
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/08/13(水) 14:59:01.86 ID:ZGe9lj7P0



一ヶ月後、晴海埠頭――

結局、森田は帝愛が主催するギャンブル、エスポワールのクルーズに参加することになった。
参加者は時間差をつけて招集され、帝愛の黒服に身元や持ち物などのチェックを行われ、それが済むと乗船し、船内の一室へと通される。
そこに集められていたのは100人弱の負債者たち……。理由は様々だろうが、帝愛に借金をして集められた囚人……。
生気が無く負のオーラで満たされた群衆の中に、森田も足を踏み入れる……。

森田(俺も銀さんに拾われなければ遅かれ早かれこうなってたってことか……。それが伸びていただけ……)

森田、部屋の隅の壁に寄りかかり自嘲する……。

カイジ(何だ、この男……他の奴らとは何か雰囲気が違うっていうか……)

森田のすぐ隣に立っていたその男の名は、伊藤開司……森田同様に遠藤によってこの希望の船に導かれた者……。
彼自身が借金をしたわけではないが、友人の借金の保証人となったことがきっかけで、この船へと落ちてしまった……!
カイジは森田が発する他の参加者とはまるで別物のオーラを感じ取っていたのである。



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