過去ログ - 【銀と金】森田鉄雄たちがエスポワールに乗るようです 第一部【賭博黙示録カイジ】
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16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/08/13(水) 16:06:46.88 ID:ZGe9lj7P0


その後、軍資金の利息に対して石田という男を筆頭に次々と参加者たちが抗議を始めるも、黒服は軽くいなしていた。
降りたければ降りろ、10年、20年をかけて借金を返すのも一つの選択だと言って。

カイジ(汚ねぇ……! 俺たちはそんな選択ができねえから、この船に乗ってるんじゃねえか)

森田(いや、むしろ一生負債を抱えていろってことか……)

たとえ石田の言ったようにこの船を降りたとしても、帝愛が課す金利は元金さえ払えずに膨れ上がっていくだけ。
つまり、一生はおろか数代でさえ返せるようなものではないのである。

黒服「どうなさいます? 石田様」

石田「100万だ……! くそぅ……」

黒服「ありがとうございます。次の方」

「沢村、100!」
「中根、100万!」
「今田、100万!」
「佐藤、100!」
「こっちも100!」
「俺も100だ!」
その後も参加者たちは軍資金を次々と借り受けていくが、ほとんどが下限の100万ばかり。



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