6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/13(水) 20:05:36.45 ID:Rrtr/L4l0
僧正「………思い出しますね、貴方がこの世界に来た日の事」
勇者「………あぁ、そうか……」
僧正「…はい、この教会の裏手……小さな丘の上で私は貴方に出会いました」
勇者「………お互いに若かった……というか子どもだったな…」
………………
…………
ー50年前ー
僧侶『………んしょ……んん……』チャプ
ブン…ブン!!
僧侶『………?なんの音かしら?』カタッ
ハッ!!
僧侶『…………』コソッ
勇者『……だぁ!!ハッ!!』ガンッ!!
剣士『もっと踏み込め!!剣に振り回されるな!!』
勇者『んなこと言っても剣なんかゲームん中でしか…クソッ!!』ブンッ!!
剣士『だから、甘い!!』ガッ!!
勇者『ぐがっ!?』ベシャ
僧侶『……あっ…!!』ビクッ
剣士『………折角の加護もこんな才の無い小僧に与えてしまっては無駄も良いところだな……』
勇者『…く…そ……』グググ……
剣士『……少し休憩にする、そこの覗き見してる見習い僧!!』
僧侶『ふぇ!?は、はい!!』ビクッ
剣士『すまないが手当てをしてやってくれないか?癒しの術は使えるのだろう!?』
僧侶『は、はい…少しなら!!』タタタッ
剣士『なら頼む、一月程で仕上げねばならんので無駄に休ませる訳にもいかないからな…』スタスタ
勇者『……ち、ちっくしょう……こっちはわけわかんないまま連れて来られたってのに…!!』グググ…ベシャ
僧侶『う、動いちゃダメだよ!!今癒しをかけるから…』
勇者『………今度は回復魔法かよ……なんなんだよここは…家帰せよちくしょう……』ジワッ
僧侶『………?』キョトン
……………
…………
25Res/21.19 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。