過去ログ - 君達が紡ぐやる夫の物語 五世界目
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368: ◆CAYYtxB3mPDz[saga]
2014/08/15(金) 18:12:01.64 ID:ANsdpirRo
下される死のギロチン。為す術などない。
断頭台に固定されているというのなら甘んじて死を受けるしかないだろう。
弓も身体もただその斬撃に真っ二つに裂かれた。
感じるのは身を裂かれる耳障りな音と、長い付き合いのパートナーへの無念。
―――決して無力ではなかった。
だが届かなかった。
夜の闇に紅は溶けていきながら、もう一度があればと曇らせた表情で祈るしかなかった。
【Bad End】
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