4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/13(水) 19:36:18.28 ID:UxN1sCGlo
伊織「言っとくけど、まだ許してないんだからね‥‥」
響「わかるぞ。目が怖すぎて直視できないもん」
伊織「で、どうすんのよ」
響「ね」
伊織「ね。じゃないわよ! あんったもう、ほんと‥‥とりあえずは‥‥」カチャ
響「ん?」
伊織「あ、もしもし千早ぁ? 伊織ちゃんなんですけどぉ」
響「あははははは! 悪だ! 悪がいる!」
伊織「今、響と一緒なんだけどぉ‥‥焼肉食べたくない?」
響「あっはは! デジャヴ! 自分、この会話知ってる!」
伊織「もちろんご飯もセットでぇ、油の染み出したタレがご飯の上に‥‥はい? もしもし? 今なん‥‥え?」
響「?」
千早「だから‥‥さっき、レコーディングが終わって帰ってきたら、ほとんど同時に萩原さんも帰ってきたのよ。それで、今日は丁度、萩原さんのお父さんが、職人さん達を家に招いて、庭で焼肉するからって誘われて‥‥ええ。女の子は萩原さんだけで、いつも肩身が狭いからって‥‥ええ、そうよ。ええ。そういうわけだから」ピッ
雪歩「誰?」
千早「水瀬さんよ。我那覇さんも一緒らしいわ」
雪歩「そうなの? なんだって?」
千早「一緒に焼肉食べないか、って誘いだと思うわ。きっと」
雪歩「そうなの? あ、それじゃ電話して、誘ってみようかな。今ならまだ‥‥」
千早「甘いわ。萩原さん」
雪歩「へ?」
千早「あの話し方から察するに‥‥十中八九、何らかの理由で、あの2人は食事にありつけていないわ。きっと、空いてる店が無いとかじゃないかしら」
雪歩「で、でも、それなら千早ちゃんを誘わないんじゃ‥‥」
千早「逆よ。私を同じ境遇に引っ張り込もうと狙っていたに違いないわ。というか、恐らく、2人の内どちらかは、そうやって誘い込まれた、元・被害者の可能性が高いわ」
雪歩「そ、そんなまさか‥‥あはは‥‥」
千早「‥‥けれど、萩原さんがいいなら、誘ってあげてもいいとは思うけれど」
雪歩「あ、そうなの?」
千早「ええ。さっきのは、まあ‥‥軽く、お灸をすえたってところかしら。2人の悔しがっている光景が目に浮かぶわ‥‥ふふ」
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