9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/13(水) 19:40:46.36 ID:UxN1sCGlo
雪歩「き、気を取り直して、ご飯食べようか。今のやり取りで、焼けすぎちゃったかも」
響「じゃあ‥‥いただきまーっす! はむっ!」
雪歩「どう?」
響「‥‥なんかさ、肉ってやっぱり、問答無用だよね。こんなの反則だぞ」
伊織「はふ‥‥たしかに、美味しい! としか言いようがないわよね」
千早「私、肉とお米と野菜と魚があれば生きていけるわ」
響「それ、割と理想の食生活だよね?」
雪歩「ふふっ。あ、そうだ。これ、お母さんが漬けたの。食べる?」
伊織「何? それ」
雪歩「青南蛮の醤油漬けだよ。三升漬けの簡単バージョンみたいな」
響「ふーん。じゃ、いただきます‥‥おお! 美味しいぞ! タレの代わりに、これ巻いてもいいね」
伊織「‥‥辛っ! うわ! 辛いわよこれ!」
千早「あら? 私のはそうでも‥‥ちょうどいいわよ」
雪歩「当たり外れがあるんだよね。これなんか、皮が固めだから結構辛いと思うんだけど‥‥」
響「怖くて試せないぞ」
雪歩「あ、ちょうどお父さんがトイレに‥‥こうやって、お父さんの進路上に、紙皿に乗せた南蛮を置いて‥‥」
伊織「え?」
響「あ、気付いたぞ」
千早「あ、食べたわ」
雪歩父「もぐもぐ‥‥ほへーーー! からーーい! 母さーん! 落ちてた南蛮拾って食べたら、からーーーい!」バタバタ
響「あっはっはっはっは! あっはっはっはっはははは!」
雪歩「あのくらい辛いっていう‥‥」
伊織「いやいやいや、なんかもう、おかしいところだらけなんだけど」
千早「父親に雑な罠を仕掛ける娘。それを拾って食べる父。その報告を受ける母」
伊織「愉快な一家ね」
響「けど、ほんとこれ美味しいね。やってみよっと」
雪歩「イカのお刺身とか食べるとすっごく合うよ」
伊織「聞いただけで美味しそ‥‥って、雪歩。あんた、全然食べてないじゃない。ほら、その辺なんかよさそうよ」
雪歩「あ、ほんとだ。はむっ‥‥あ、あれ? どうしたの?」
響「いや‥‥なんかこう、女の子女の子してる子が、肉食べてる姿って、いいなーって」
雪歩「へ?」
千早「わからないでもないわね」
雪歩「そ、そんな事ないと思うけど‥‥」
響「ねえねえ。自分は?‥‥あむっ!」
伊織「似合いすぎるわ」
千早「骨まで噛み砕きそうね」
響「なんでさ」
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