60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/13(水) 23:30:06.39 ID:Gm5y04qy0
歌鈴からすれば唐突な俺の激昂に付いていけないのも当然だろう。
泣きそうで震えていた声は、今は違う理由で震えている。
だけど、俺からしてみれば我慢の限界だった。
いつだって俺は藍子と比べられている様な気がしていたし、歌鈴は俺が頑張ってる姿に本当の意味で目を向ける事はない。
時間が解決するかとも思ったけど、その前に俺が限界だったんだ。
「藍子は、もう死んだ! もう居ないんだよ!」
「な… え………?」
………言い過ぎか?
まだかろうじて残っていた正常な部分が問いかけてくる。
でも、そんな問いかけは無意味だ。良心に呵責は微塵も生じない。
俺が言っているのは、全て事実なんだから。
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