過去ログ - 凛「涙の理由」
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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/15(金) 08:27:14.32 ID:8BpueHujo
☆放課後☆

凛「あ、やっと来た」

花陽「…凛……ちゃん?」

既に日は暮れ、オレンジ色の鮮やかな光が彼女を、屋上に立つ凛を包んでいた。
そんな彼女の佇まいはいつものそれとは大きく異なって、花陽の目にうつった。
長い間一緒にいたが、今までに感じた事のない特別な雰囲気を纏っていたのだ。

花陽「どうしたの?急に放課後、私だけ呼び出すなんて」
  「今日は練習もお休みなのに……」

凛「少し、二人きりで話がしたくて」

花陽「二人、きりで?」

凛「うん」




凛「私は、凛は、かよちんが好き。好きなの」


花陽「私も、好きだよ?何をそんなに改まって…」

花陽は、本当は理解していた。凛の言う"好き"の意味を。
でも、理解したくなかった。なぜなら、彼女は……



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