3: ◆7EmtQBEpQ4kc
2014/08/15(金) 22:47:02.63 ID:0gMfcV1Qo
やべ、男で書くつもりが俺になってた。男に脳内修正よろしく
男「それにしても、ずいぶん大荷物じゃない?」
俺は従兄弟くんの引きずっているスーツケースを指さして言った。
二泊三日の旅行にしてはずいぶん大型に見える。
従兄弟「ああ、これは…ほら、色々と戦利品が増えるかもじゃないですか」
男「だとしてもちょっと大げさだろう、何か持ってきたのか〜?」
従兄弟「やめてくださいってば、こんなところじゃ見せられないですって」
じゃれつき、笑いあいながら歩き出した俺たちだったが、アパートに着く頃にはすっかり汗だくになっていた。
真夏の炎天下が恨めしい、従兄弟くんもTシャツの襟をぱたぱたさせて熱気を逃がすことに必死だ。
従兄弟「東京が熱いってまじなんですね…」
男「今日はちょっと天気良すぎっからしょうがない…ほら、開いたぞ」
従兄弟「おお、お邪魔します!」
何やら嬉々とした様子の従兄弟くん。
苦笑いしながら俺も後につづいて部屋にはいる。
もちろん事前に掃除はしてあるのだが、そのせいでか従兄弟くんは思ったより綺麗だなぁ…と何故か不満気だ。
従兄弟「ここがお兄さんの部屋ですか」
この部屋に従兄弟くんがいるってのも妙な新鮮さを感じる。
汗の浮かぶ首筋は日焼けなんて知らないかのように白くてやけに艶かしい。
妙な考えを頭から振り払うと、俺は紳士的にある提案する。
男「今クーラー着けるけどちょっと時間かかるし…シャワーでよけりゃ浴びる?」
従兄弟「僕からじゃ悪いですしお兄さんお先にどうぞ」
男「昔みたいに一緒に入ってもええんやで」
従兄弟「あ、それはないです」
男「アッハイ」
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