過去ログ - にこ「私は淫らな百合の姫よ」
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382: ◆XYDRcaP7SiPh[saga]
2014/11/11(火) 00:01:00.87 ID:EQa/tNZ/o
希「ふふっ…」

なんて考えてたら少し笑みがこぼれて。

何か少し恥ずかしいなぁ。

絵里「どうしたの?急に笑い出したりして…」

希「あはは、ごめんごめん。何でもないんよ」

絵里「嘘ね。希のことならお見通しよ?」

希「えー、絵里ち、そんなにうちのこと好きなん?」

なんていつものノリでおどけて聞いてみれば。

絵里「ええ、大好きよ」

ーぞくっ。

背筋に悪寒が走る。

神経が研ぎ澄まされたかのように触覚が敏感になって。

パイプ椅子の冷たさ、身につけている衣服の擦れ、床の硬さ。

すべてを敏感に感じる。


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