過去ログ - マルセイユ「世界のてっぺんにいるんだ!」
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2: ◆os0EtCPvIM[saga]
2014/08/17(日) 11:11:43.79 ID:kaLKwQc9O
−学校−

ハルトマン「トゥルーデ、かえろーよー」

バルクホルン「委員会の集まりがあるから遅くなるぞ。先に帰ってろ」
以下略



3: ◆os0EtCPvIM[saga]
2014/08/17(日) 11:17:50.30 ID:kaLKwQc9O
ハルトマン「お、ハンナ。じゃあね、また明日」

マルセイユ「あ、ああ」

ハルトマン「はー……トゥルーデが来るまで暇だなぁ」
以下略



4: ◆os0EtCPvIM[saga]
2014/08/17(日) 11:24:02.10 ID:kaLKwQc9O
マルセイユ「なっ」

ハルトマン「私から『待ってる』って約束しといて、約束破って先に帰っちゃったらさすがにトゥルーデがかわいそうだし……」

ハルトマン「ケーキ屋はまた今度案内してよ。ごめんね、ハンナ」
以下略



5: ◆os0EtCPvIM[saga]
2014/08/17(日) 11:38:09.68 ID:kaLKwQc9O
―マルセイユの自室―

マルセイユ「……」

マルセイユ「……」
以下略



6: ◆os0EtCPvIM[saga]
2014/08/17(日) 12:02:49.06 ID:kaLKwQc9O
マルセイユ「どうすればあいつだけを呼べるんだ?」

マルセイユ「あいつに『バルクホルンは来なくていい!』なんて言えば……」

H『どうしてそんなこと言うの? ひどいよハンナ』
以下略



7: ◆os0EtCPvIM[saga]
2014/08/17(日) 12:04:34.16 ID:kaLKwQc9O
マルセイユ「どうする……手紙でも書いて渡すか? 重すぎて引かれるか……」

マルセイユ「なにかいいアイディアは無いか……そうだ、スマホでググってみよう」

マルセイユ「『女友達 二人きり 誘い方』っと」
以下略



8: ◆os0EtCPvIM[saga]
2014/08/17(日) 12:05:22.19 ID:kaLKwQc9O
マルセイユ「仕方ない、家のほうの電話にかけよう。そろそろ家に着いた頃だろうし」

マルセイユ「さて……『今度の土曜日、たまには二人で遊びに行かないか』よし、これでいいな。か、かけるぞ……」

とぅるるるるん
以下略



9: ◆os0EtCPvIM[saga]
2014/08/17(日) 12:06:51.09 ID:kaLKwQc9O
ウルスラ『なんだ、って……』

マルセイユ「それで、姉さんはいないのか?」

ウルスラ『さっき帰ってきたみたいですけど、鞄を放り投げてどこかに行ってしまいました』
以下略



10: ◆os0EtCPvIM[saga]
2014/08/17(日) 12:07:29.02 ID:kaLKwQc9O
マルセイユ「たぶん、バルクホルンのところだな」

マルセイユ「……つくづく私は嫌われているようだ。ここらが潮時か」

マルセイユ「私ではバルクホルンにかなわないということだな! よし、もうハルトマンを追うのはやめだ!」
以下略



11: ◆os0EtCPvIM[saga]
2014/08/17(日) 12:09:43.50 ID:kaLKwQc9O
マルセイユ「ハルトマン……一度でいいから私の方を振り向いてくれ。他の誰でもない、私だけを見てくれ……」

マルセイユ「それも、今となっては叶わない夢か……」

マルセイユ「……ううっ、ハルトマン……お前に私の気持ちの一欠片でも伝えたかった。お前がバルクホルンに向ける愛情の一分でも、私に与えて欲しかった」
以下略



12: ◆os0EtCPvIM[saga]
2014/08/17(日) 12:15:29.21 ID:kaLKwQc9O
マルセイユ「誰だかしらんが、こんな顔見せられたもんじゃないな。居留守を使わせてもらおう」

コンコンコン

マルセイユ「すまんな」
以下略



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