過去ログ - P「休日の過ごし方」
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94: ◆Oh4IzWcWBQ[saga]
2014/09/21(日) 12:58:02.25 ID:CziaEj8D0
P(‥‥‥‥ところで、このVTRはいつまで続くんだ?)

P(あまりにも色々な事をたたみすぎてるぞ)

P(もしこのVTRが放送ギリギリまで続くんだったら、夕方のあの事が、かなり長く放送されてしまう‥‥‥)

P(‥‥‥‥‥千早‥‥‥)

伊織「ねえ、こっちを向かずに話を聞きなさい」ボソッ

P「伊織‥‥‥」

伊織「‥‥‥多分だけど、あんたが心配してることは分かるわ」

伊織「ここではっきり言うけど、その通りよ」

P「っ、そ、そんな‥‥‥」

伊織「言っておくけど、これは番組のスタッフが決めたことじゃないわ。千早がお願いしたのよ」

P「な、なんでわざわざそんな事を‥‥‥!?」

伊織「ねえ、なんで、あんたの休日がこうやってテレビに流れる事になったのか、その理由を知ってる?」

P「‥‥‥は?」

伊織「いいから答えなさい」

P「‥‥‥知らない」

伊織「あんたの人気がね、ネットで急上昇中だからよ」

伊織「1人で大人数のアイドルをプロデュースする敏腕プロデューサーは一体どんな人なんだろう、っていうふうにね」

P「‥‥‥‥‥」

伊織「まあ、簡単に言えば、このVTRはあんたの『良さ』を伝えるためのものよ」

P「だからって‥‥‥」

伊織「あの夕方での事が、千早‥‥‥いえ、私達にとって、一番あんたらしくて『良い』って思ったからよ」

P「でも、そんなことして‥‥思い出して、また、歌を歌えなくなったら‥‥‥!!」

伊織「なるかもしれないわね」

伊織「それだけじゃなくて、わざわざもう一度あの事を世間に思い出させて、悲劇のヒロインを演じるつもりかって、色んな人に思われるかもしれないわね」

P「‥‥‥!! だ、だったら‥‥‥‥!!!!」

伊織「あんた、心配し過ぎよ」

伊織「あんたにとって私達は、千早は、そんなにも頼りないの? あんたがなにもかもしなきゃいけないくらい弱いの?」

P「そ、そういうわけじゃ‥‥‥」

伊織「分かってるわ。あんたがそこまで心配してくれるのは、私達の事が大切だから」

伊織「でも、もう少し、私達をちゃんと見てほしい」

伊織「あんたが私達の事を心配して、大切に想ってくれている以上に、私達は、あんたの事を心配して、大切に想ってる」

伊織「私達だって、あんたのことが大切なの」

伊織「だから、ちゃんとあんたの『良さ』を伝えたい」

P「‥‥‥‥伊織」

伊織「ほら、その場面がもうそろそろ放送されるわよ」

P「‥‥‥‥」

伊織「私だって、心配してる」

伊織「でも、それ以上に千早の事を信頼している。大丈夫だって。あんたも、そうしなさい。千早の事をこの中で一番理解しているあんたなら、信頼することは簡単でしょ?」

P「‥‥‥‥‥ありがと」

伊織「ふん。そんな言葉を言うくらいなら‥‥‥」



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