過去ログ - 八幡「やはり俺の世にも奇妙な物語は間違っている」
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262: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/08/21(木) 00:24:22.92 ID:EiQJmKCHo
平塚先生に奉仕部に入れさせられ、雪ノ下や由比ヶ浜と知り合い、いろんな問題を乗り越えた数ヶ月間。

その日々は俺にとってかけがえのないものだった。

しかしいつだって現実とは残酷で、だから俺はまたこの夢に逃げ込んでしまうのだ。

エンディングが終わると、身体が急に重くなったように感じる。そしてそれまで見えていた視界が一度ブラックアウトし、数秒経つと俺が本当に生きるべき世界の風景が映し出される。俺の周りは機械の回路だらけで、何がどうなっているのかわからない。

『やはり俺の青春ラブコメは間違っている。ボリューム9は以上です。お気をつけてお帰りください。お帰りの際、忘れ物はなさいませんよう……』

いつもと同じように流れる無機質な機械音声。

これが、俺の現実だ。


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