過去ログ - シャロ「ココロのスキマ、お埋めします・・・?」
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3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/18(月) 00:09:25.35 ID:r5o5ackj0
――― バー「魔の巣」―――

喪黒「マスター、この方にはアールグレイを、私はブルーマウンテンで」

マスター「・・・・・・」コク

シャロ「この街にこんな店があるなんて・・・何か隠れ家みたいでカッコいいですね!」

喪黒「ホッホッ、私のお気に入りの場所です」

シャロ「リゼさんなんかが喜びそうだな・・・」

マスター「・・・・・・」コト

シャロ「あ、ありがとうございます」ズズ

シャロ「! このアールグレイ、凄く美味しいです!」

喪黒「それは良かったですねぇ」ゴクゴク

喪黒「ところでお嬢さん、先程は何かお悩み事でも?」

シャロ「あ、はい。実は・・・」


・・・・・・・・・・・・


喪黒「ふむふむ、ウサギ恐怖症を克服したいと」

シャロ「はい、そうなんです。家でもウサギを飼ってみたものの・・・毎日怯えながら餌
をやっている始末なんです」

喪黒「なるほど、しかしその恐怖心を克服しようとする志、良いことですなぁ」

喪黒「よし、この私に任せなさい!」

シャロ「本当ですか?」

喪黒「はい。ところでシャロさんはウサギ以外に何か苦手なものはありますか?」

シャロ「ウサギ以外ですか? えーと・・・コーヒーが少し苦手で」

喪黒「それはどうして?」

シャロ「コーヒーを飲むとハイテンションになってしまって、恥ずかしい思いをするんで
す」

喪黒「ほうほう、それではこれを」スッ

シャロ「これはコーヒー豆?」

喪黒「それは私がブレンドした特製のコーヒーです。この際コーヒーに対する恐怖心も克
服してしまいましょう」

シャロ「で、でも私・・・」

喪黒「大丈夫です。そのコーヒーはありとあらゆる苦手なものを克服できるものです。き
っと、ウサギ嫌いも治りますよ?」

シャロ「でもこれ、本当にタダで良いんですか?」

喪黒「ええ、良いですとも。ただし、そのコーヒーを飲んでいる期間は、他の品種のコー
ヒーを飲んではいけません。これだけ約束してください」

シャロ「コーヒーなんて滅多に飲まないし・・・はい、わかりました。ありがとうござい
ます!」

喪黒「オーホッホッホ・・・」





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