過去ログ - ちなつ「blueはどこへ消えた?」
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21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/19(火) 01:03:16.84 ID:6oJFiQZgo
その後、二人で居間でゆっくりした。
私は漫画を読んで、結衣先輩はゲームの続きをやっていた。
しばらくその時間が続くと、私は時計が気になってきた。
午後四時だった。
さすがに二日連続で外で食事をしてくるのはまずかった。
早いうちに決着をつけなければ。
しかしもうこの部屋にはだらだらムードが漂っていて、話を切り出せるような状況ではなかった。
それでも。
私は言うって決めたんだから。
あかりちゃんも、応援してくれてるし、お姉ちゃんに負けるのは癪だから。
ちなつ「あの、結衣先輩、大切な話が」
緊張で耳のあたりの血管がしんしんとうずくように痛んでくる。
汗が体中から噴き出す。
結衣「なに?」
私の状況など全く知らないであろう結衣先輩は、ゲーム画面を見ながらいつも通り平坦な声を返してくる。
言わなきゃ、言わなきゃだめよ、ちなつ。
勇気を出して――
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