過去ログ - 希「えりちがウチのことを好き?」
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2014/08/19(火) 05:58:44.99 ID:kydME6Vk0
◆
希「にこっち。昨日はありがとうな」
にこ「昨日?」
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2014/08/19(火) 06:08:22.64 ID:kydME6Vk0
にこ「だいたい希……昨日、女同士がどうって言ってなかった?」
希「え?あぁ、そやね。でもここ女子高やん?ウチは別にそういうのに抵抗はないし」
にこ「だったら昨日、なんであんなこと言ったの?」
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2014/08/19(火) 06:12:55.11 ID:GI1lAw4qO
意味の無いにこまき
そしてのぞえり厨の荒らし
ダブル役満
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2014/08/19(火) 06:21:06.61 ID:eRRCajXY0
引っ張るなよ
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2014/08/19(火) 06:21:31.32 ID:kydME6Vk0
にこっちが何を言おうとしているのか、わかる気がする。
それでもあとちょっと――あとちょっとで溢れてきそうな何かを、ウチは気付かないフリをする。
希「そういうわけやないよ」
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2014/08/19(火) 06:31:23.12 ID:kydME6Vk0
予想外の言葉に、ウチはすぐには返事が出来なかった。
その間ににこっちは行ってしまい、教室にはウチ一人しかいなくなる。
次はウチの番って――そんなん、別に。
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2014/08/19(火) 06:40:08.45 ID:kydME6Vk0
希「えっ、えりち……どうしたん?そんな急いで」
絵里「それは……そう、にこに、言われたのよ。希がいないから探してこいって」
希「あー、部長やもんね」
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2014/08/19(火) 06:52:57.72 ID:kydME6Vk0
―――――
――――― ――
ウチは制服のまま、隣に座っているえりちと目を合わせないようにしながら座っていた。
えりちは中々話し出そうとはしないし、ウチだってなにも言葉は出てこない。
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2014/08/19(火) 07:05:33.63 ID:kydME6Vk0
絵里「いきなり、なんだけど」
えりちの声も、少し固く震えていた。
お互い、前を向いたまま。やっぱり目は合わそうとはしなかった。
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2014/08/19(火) 07:14:25.10 ID:kydME6Vk0
いやや。
そう思う。えりちにそんな顔をさせるのはいや。
誰であろうと。ううん、自分自身が一番いや。
えりちには笑顔が似合うのだから。絶対に、泣かせたくなんかないのに。
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2014/08/19(火) 07:24:01.87 ID:kydME6Vk0
絵里「ちょっと待って!ちゃんと返事はしたはず――」
えりちの言葉に、その子は少したじろいだようだった。
「それは、そうですが」と口の中をもごもごとさせている。
でも強かった。その子は、ウチよりもきっとえりちよりも、断然。
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