過去ログ - 【艦これ】春雨Lv1、出撃します
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22: ◆Cb7Sdmjf3Wkl[saga]
2014/08/21(木) 21:09:01.32 ID:9RgXLiI+0
「ああああ〜」

あに濁点が付きそうな息を吐いて、提督は身を沈めた。大量のお湯が溢れて流れ出ていく様子を
眺めつつ、春雨は周囲を見回した。

「司令官さん、いいんでしょうか……」

檜の浴槽。大の男が足を伸ばしてゆっくりくつろげるほどの大きさのある浴槽だが、提督と
春雨の二人が湯に浸かると少々手狭だ。なんせ提督は春雨のことなどお構いなしに足を広げて
いて、足をたたんで提督とは反対側の浴槽にもたれている春雨のもとまで届いている。

「ああ、ちゃんと内装オプションの一覧に載ってたやつだからな。指定した時は正気かコイツ
みたいな目で見られたが、実際作れたんだから問題ないだろ」

言って提督は両腕を浴槽の縁に広げ、頭を後ろに倒した。視線の先には水を吸って色の変わった
木の天井があるだろう。

水道水を沸かせて入浴剤を入れただけのお湯だが、檜の香りも相まってとても心地よい。しかし
春雨は。立ち上る湯気の向こうに見える景色は気にせずにはいられないのだ。



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