過去ログ - 【艦これ】春雨Lv1、出撃します
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70: ◆Cb7Sdmjf3Wkl[saga]
2014/08/31(日) 21:13:53.67 ID:p/YldECw0
「(えええー……)」

提督の答えに、春雨は思わず愕然とした。

提督は確かに実力者だ。そのうえまだ若いし、艦娘への気遣いもできる。贔屓目を無しにしても
顔も整っている方だし、正直言って夜の顔さえ知らなければ艦娘にとって理想の提督に近い。実際、
提督に恋心を抱いている艦娘だって一人や二人でない数がいるのに。

「(この男……)」

そういった艦娘たちに気を遣って、恋愛関係にならなさそうな、子どもに過ぎない春雨を同行者に
指名したのではという好意的な考え方もあったが、今の言い方から察するに本気で自分に向けられる
好意に気付いてなさそうだ。

「……なんだその目は」

「いえ、なんでも」

春雨の目つきが気になったのか提督が怪訝な顔をしたが、何事も無かったように顔を逸らし、
窓の外の風景に目をやった。随分田舎へ来たものだ。

心が安らぐような景色を眺めながら、むしろ春雨は心苦しい。春雨ちゃんなら安心、間違いは
起こらないなんて言っていた皆は、夜中に提督室で体を重ねる自分と提督の関係を知ったらどう
思うだろうか。

努めて意識の外に追い出すようにして、春雨は目を閉じた。



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