過去ログ - 【艦これ】春雨Lv1、出撃します
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71: ◆Cb7Sdmjf3Wkl[saga]
2014/08/31(日) 21:14:55.53 ID:p/YldECw0
郵送の手続きをする提督の後ろで、メモ書きを眺めながら春雨は待っている。鎮守府で留守番の
艦娘たちからのお土産希望リスト、半分は都会じゃないと買えないような代物だが、もう半分は
どうせ温泉に行くんでしょと言わんばかりの内容だ。

そして実際に温泉街に来ている自分たちがおかしくてクスッと笑いが漏れた。

「何がおかしい」

いつの間にか郵送手続きを終えていた提督に変な顔をされたが、いえ、とだけ春雨は答えて、
提督の後に続いて建物を出る。デートのようなものだと聞いていた割には既に日が傾いている。
お土産を買い揃えるだけで終わる一日をデートと呼ぶのだろうかと疑問に思った。

「じゃ、そろそろ飯食うか」

言った提督と旅館へ向かう。温泉街に着いて最初に部屋を確保した旅館は、辺りの他の建物と
比べてもかなり立派だ。どうせ経費だと結構な値のする部屋を押さえていた。

そして部屋に戻ってすぐに用意された夕食もかなり豪華だった。普段海のすぐそばで生活している
春雨にとってはありがたい、山の幸がふんだんに使われたメニュー。他の艦娘たちに申し訳ないと
思いつつも舌鼓を打ち、食後のくつろぎの時間もしばし過ぎて、提督が立ち上がった。

「さて、温泉に浸かるか」

レンタルの湯桶に石鹸やタオル、替えの下着や浴衣を入れて部屋を出ようとする提督に春雨も
続いた。旅館にも大浴場は設けられているが、提督の目当ては別の温泉のようだ。表通りに出ると、
左右を見回してから提督は春雨に告げた。

「じゃ、ここからは自由行動ということで」

「えっ」

驚いた春雨が引き止める間もなく、提督は人ごみに紛れて消え去ってしまった。



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