過去ログ - 京太郎「虹の見方を覚えてますか?」
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238: ◆Lw8TjwCkqM[saga]
2014/08/21(木) 01:51:04.75 ID:nHoPjsIe0

家を出た俺たちは、早速病院に向かうことにした

幸いなことに、病院は徒歩10分程度のところに位置していたのですぐに到着することができた

以下略



239: ◆Lw8TjwCkqM[saga]
2014/08/21(木) 01:51:57.96 ID:nHoPjsIe0

京太郎「寒い、な。やっぱり」

洋榎さんが病院の入り口を通ってから、もう45分以上経っている

以下略



240: ◆Lw8TjwCkqM[saga]
2014/08/21(木) 01:53:05.64 ID:nHoPjsIe0

洋榎「――賀…」

京太郎「……」

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241: ◆Lw8TjwCkqM[saga]
2014/08/21(木) 01:54:01.73 ID:nHoPjsIe0

すぐ隣の調剤薬局に行き、処方箋を提出すると今度はかなり早く終ってくれた

最近は、薬の飲み方や薬についての丁寧な説明など、薬局もかなり変わった

以下略



242: ◆Lw8TjwCkqM[saga]
2014/08/21(木) 01:54:43.78 ID:nHoPjsIe0


洋榎「おんぶ」

京太郎「はい?」
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243: ◆Lw8TjwCkqM[saga]
2014/08/21(木) 01:55:40.50 ID:nHoPjsIe0

京太郎「…分かりました」

京太郎「洋榎さんの前でかがむんで、感触があったら身体あずけてくださいね」

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244: ◆Lw8TjwCkqM[saga]
2014/08/21(木) 01:56:37.77 ID:nHoPjsIe0

洋榎さんを担ぎながら、しばらく歩いた

その間、特に会話することもなく、黙々と歩き続けた。珍しいことだ

以下略



245: ◆Lw8TjwCkqM[saga]
2014/08/21(木) 01:57:51.82 ID:nHoPjsIe0

京太郎「実は俺、こういう風になって――つまり消えてからなんですけど」

京太郎「一回だけ、風邪を引いたことがあるんです」

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246: ◆Lw8TjwCkqM[saga]
2014/08/21(木) 01:59:08.80 ID:nHoPjsIe0


京太郎「それから俺は、家にあったメルクマニュアルを虱潰しに読みました。スミからスミまで」

京太郎「単なる風邪とは分かっていましたが、そうせずにはいられませんでした」
以下略



247: ◆Lw8TjwCkqM[saga]
2014/08/21(木) 02:00:29.54 ID:nHoPjsIe0

京太郎「別に、眠たくなかったわけではありません」

京太郎「ただ、このまま眠ってしまうと、一生目を覚ますことができないんじゃないかって思ってしまって」

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248: ◆Lw8TjwCkqM[saga]
2014/08/21(木) 02:01:47.63 ID:nHoPjsIe0

そう、これはきっと罰なんだ

神様が選び取ったんだ。今まで何もしてこなかった俺を罰するために、数多くいる人間の中から、わざわざ

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