過去ログ - 城ヶ崎美嘉「え、晴ちゃん男だったの」【R-18】
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44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/20(水) 01:10:41.35 ID:6VDhBp3k0


「……あれ? 晴君は?」

「えー? もう先に現場にいるよ、ほらお姉ちゃんも早く!」


未だ現状を把握出来ていない美嘉は妹に引き摺られるようにして車から降りた。
そして天から降り注ぐ日光に目を痛くし、顔を腕で覆った。


(なんで、こんな……アタシは確か……ロッカーに……あれ、違う違う。
 アタシ、今日は撮影で車に乗って移動してて……それでつい寝ちゃって……)


光を浴びて、だんだんと頭が冴えて来る。
そしてようやく、彼女は今までの出来ごとが一体何だったのか理解した。


「……夢?」


夢だった。
道理で体が思うように動かなかったり、痛み等があまり感じられなかった訳だ。


「……何だ、夢だったんだ」


大きく息をつく。
安堵と、少しの口惜しさを吐きだすように。



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