過去ログ - 提督「釣りをしてたら何故か釣れた」空母棲姫「……」【艦これ】
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214: ◆.Em5oVk1MAsD[saga]
2015/04/20(月) 05:02:26.46 ID:IYbEzZNio

電と夕立――そう聞いた時、空母棲姫の脳裏にはある光景が浮かんだ

茶髪の子と金髪の子が笑いながら、雪風はほんの少し頬を膨らましながら何かを食べている

多分、茶髪の子が電で、金髪の子が夕立なのだろう。彼女はなんとなくそう思った

彼女達を見ていると榛名が空母棲姫の隣に座り、瑞鶴が反対に座る

榛名が甘そうな何かを食べながら空母棲姫に話しかける。ただ、話していることが分かっただけで、何を話しているのかは彼女には全く分からなかった

瑞鶴は空母棲姫を見ながらけらけらと笑っている

空母棲姫はそんな彼女達を見て笑いながらも、イラついていた




空母棲姫「なあ……」

瑞鶴「――ふっ!」

鳳翔「――!」


この記憶がどこか不自然な気がした彼女は、提督に二人のことを聞こうとする。しかし、気がついた時には鳳翔と瑞鶴が訓練を始めていた

どちらも矢を放っては激しく動き、矢はどちらが先に射ってもある距離で矢がぶつかり合い落ちる

非常に動きにくく、滑りやすいはずだが、二人はそれを感じさせずに動いていた


空母棲姫「…………」


こうなってしまうと下手に提督とは話をしない方が良い。なんとなくそう思った彼女は一旦先程の光景のことは置いて、二人の訓練を見ることにした

なにより、自分は鳳翔の訓練を見たいと心から思い、言ったのだ。ここで目の前の記憶だけに囚われて他の思いだせる何かを逃す訳にはいかない



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