過去ログ - 提督「釣りをしてたら何故か釣れた」空母棲姫「……」【艦これ】
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228: ◆.Em5oVk1MAsD[saga]
2015/06/09(火) 03:02:02.11 ID:EkNhDP2+o

空母棲姫(不味い……玄関側ニ居る鳳翔ノ方なんて見ていられない)


既に鳳翔は弓を構え、矢をつがえているのだろう。僅かにそれらしい音が聞こえてきた

空母棲姫自身の身体能力はさほど高くはないことを踏まえると、そちらを振り向く辺りで一、二発撃ち抜かれるのは確実だ


空母棲姫(記憶ヲ頼りニして掴むしかない……!?)


そう結論付けた彼女は、ドアノブを回し切り、ドアを開けようとする

その時、風切り音が聞こえた


空母棲姫(記憶から察して……ここ!)


空母棲姫が記憶をたどり、鳳翔が射ったであろう場所へ左手で掴みに行く

棒状のものを掴んだ感触を実感し、矢を止めるために彼女は力を込める

すると、火事場の馬鹿力とでも言うのか、それが身体に刺さる前に止めることが出来た


空母棲姫「よし!」


矢を投げ捨て、そのまま身体を部屋へと飛び込むように侵入

乱暴にドアを閉め、内鍵を掛け、入ってすぐ右にあった箪笥を使ってバリケードを作る

そこでようやっと、彼女は大きく息を吐いた


空母棲姫「絶対ではないガ……まあ、少しハ保ってくれるかしら」


絶体絶命の状況に変わりはないが、それでも彼女にとっては知ることが出来るか出来ないかの方が重要だ



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