過去ログ - 雪ノ下「何、タバコ何て吸ってるの!?」
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5: ◆ai1BZMufv.[saga]
2014/08/20(水) 18:10:35.21 ID:eTDCnt0r0
ベッドの中で天井を見つめながら、今日のことを考える。

結局、今日のことは誰にも、もちろん小町ちゃんのも話せていない。唯一の彼の望みなのだから、私にはできない。

「明日は由比ケ浜さんも来るでしょう。彼女に相談するべきかしら」

それはだめだと結論した。彼女はこの件を話すには直情的すぎだ。きっと、彼のために苦しみ。彼を癒そうと、彼の心に踏み込んでいくのではないか。彼女に苦しんでほしくないのはもちろん。何より、比企谷くんの触れてほしくない何かに触れてしまう事態をさけたかった。

「無理ね」

比企谷君の部活での深刻そうな顔が思い浮かんだ。この問題は繊細だ。危険は犯せない。

「明日、二人の前で今まで通り、振る舞えるかしら。」

とにかく、比企谷君の秘めているその何かを確かめるまで、自分の胸の内にしまっておこうと決心した。

「よし」

本人から聞き出すのは望み薄だ。ならば、先ずは自分単独で、彼の闇を調べてやろう。そう、決心した。

「今度は私が、あなたを救ってみせるわ。・・八幡」


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