過去ログ - ちっちゃな魔女が、勇者を倒しに行くお話
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[saga]
2014/08/21(木) 01:00:45.42 ID:k7527Ei50
ー砂の町
魔女「喉が……」とてとて
旅人「…………」サッサッ
魔女「乾いたりなんてしていません」きりっ
旅人「ここは、水が貴重な町の一つだ」
魔女「お詳しいですね」
旅人「風の噂だ」
魔女「風の噂?」
旅人「鍛練すれば、風の声を聞く事ができる様になる」
魔女「すごーい!」きらきら
ー換金屋
店長「おや。血生臭い旅人と、乳臭い餓鬼が、何の用かな?」
魔女「無礼な!我は」
旅人が、魔女の口を塞ぐ。
旅人「…………」
台の上に、宝石類を並べた。
店長「ほぅ!これはこれは!」
旅人「高くつけろ」
店長「へいへい!もちろんです!」
ー古びた宿
魔女「先程の行い、無礼であるぞ!」ぷんぷん
旅人は、魔女の耳元で囁く。
旅人「いいか?お前が姫だと知られれば、森での事と同じ事になるぞ」ヒソ
魔女「どうして?」
旅人「いつか解る日が来る」
魔女「我を子供扱いするか!」
旅人「そうじゃない。とにかく、余計な事は口にするな」
魔女「……」ぷくー
旅人「一人前の女は、余計な事は口にしないものだ」
魔女「それは本当ですか?」
旅人「ああ」
魔女「…………」ジトー
旅人「一人前の女になれば、勇者にも勝てるだろう」
魔女「本当に?」
旅人「約束する」
魔女「わかりました。その提案、のってあげましょう!」
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