過去ログ - ちっちゃな魔女が、勇者を倒しに行くお話
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23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/22(金) 02:14:56.05 ID:cJE77PeQ0
旅人「…………」

魔女「私は必ずや、姫としての勤めを果たし、民に、永久の平穏を約束します!」

旅人「…………」

魔女「だからあなたも、あなたの勤めをしっかりと果たし、私に貢献してくださいね!」

旅人「…………」スタスタ

魔女「ちょっと無視ですか!何とか言ったらどうです!」とてとて!

旅人「姫は、護られるものだ」ピタッ

魔女「…………」

旅人「…………」

魔女「確かにっ!!」びっくり!

旅人「…………」スタスタ

魔女「では、しっかりと私を護って下さいね!」とてとて

旅人「ああ」

魔女「……あ!」

旅人「…………」

魔女「そうなれば、誰が勇者を……。むぅ」

旅人「…………」

魔女「そう言えば、どこに向かっているんですか?」

旅人「山」

魔女「山?私の羅針盤とは、ずいぶんと方角が違いますよ」

旅人「勇者を倒すには、三つの宝石があった方がいい」

魔女「三つの宝石?」

旅人「その三つの宝石とは、勇者の力を抑える、特別なものだ」

魔女「なんと!」

旅人「…………」

魔女「どんな宝石なんだろう……」わくどき

旅人「その羅針盤は、お前のものか?」

魔女「いえ。お母様より預かった、先祖代々伝わる、大切な家宝です」

旅人「無くさないよう、大切にしまっておけ」

魔女「言われなくとも、わかってます!」ガサゴソ

旅人「…………」

魔女「…………」

旅人「前を歩」

魔女「煙草は許しません!」

旅人「…………」

魔女「…………」

すたすた……とてとて……。


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