過去ログ - ちっちゃな魔女が、勇者を倒しに行くお話
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55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/23(土) 22:54:27.57 ID:lF2VkI/k0
ー翌朝

魔女「本当に、ここに伝説の宝石が落ちているのですか?」

旅人「ああ」

魔女「どうして、あなたは探さないのですか?」

旅人「ふー……」

魔女「…………」じとー

旅人「子供にしか、見つけられないんだ」

魔女「…………」ぷくー

旅人「魔女にしか、見つけられないんだ」

魔女「嘘臭いです」

旅人「ふー……」

魔女「…………」とてとて

旅人「端には行くなよ」

魔女「わかっています!」

…………。

魔女「あ!」

旅人「…………」

魔女「これはー!」とてとて!

旅人「ふむ……。これは……」

魔女「…………」ごくり

旅人「よく見つけたぞ」なでなで

魔女「ふふん!」えへん

旅人「よし。次に目指すは海だ」

魔女「海!?」きらきら

旅人「ああ」

魔女「海かー!」きらきら

旅人は、小さな手に宝石を握らせる。

魔女「どうして私に渡すんですか?」

旅人「この宝石は、魔女にしか使えない」

魔女「そうなんですか」

旅人「大切にしまっておけ」

魔女「はい!」

旅人「では、行こう」

旅人はそう言って、魔女を抱き抱えた。

魔女「あったかい……」ぎゅ

旅人「ん?」

魔女「何でもありません!」ふいっ


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