過去ログ - 【艦これ】鎮守府の用務員さん -SS速報VIP

過去ログ - 【艦これ】鎮守府の用務員さん

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22: ◆48qlQjEkfk[saga]
2014/08/22(金) 01:57:30.27 ID:kQFi6LSrO
「えーと……何と言う名前のツボかは忘れましたが、まず頭のてっぺんにあるツボですね。両耳と鼻から辿っていったところにあるそうです」

　そう言って私は両手を北上さんの耳と鼻に添えましたが、北上さんは特に動じることなくされるがままになっていました。

　急に顔に手を伸ばすのだから多少なりとも驚かれるかなと思っていたのですが、まったくそんなことはありませんでしたね……。マイペースな北上さんらしいと言えばらしいです。

以下略

23: ◆48qlQjEkfk[saga]
2014/08/22(金) 01:59:52.06 ID:kQFi6LSrO
　その後十分ほどツボ押しは続き、北上さんは「ありがとねー」と言って去っていきました。大井さんがいらしたのはその直後です。

　……あれ？　本当にどうしてこうなっているのでしょう。大井さんが出て来たタイミングからして、今の回想が関わっている可能性は高いと思うのですが。

　ふと「大井のやつは北上のことが、その……恋愛感情の意味で好きなのか？」という司令官の言葉が頭をよぎりました。

以下略

24: ◆48qlQjEkfk[saga]
2014/08/22(金) 02:01:25.33 ID:kQFi6LSrO
「ええと、つまり昨日が北上さんの記念日であることをすっかり忘れていて、今朝そのことを唐突に思い出してどうしようかと焦っていらっしゃったところだったんですね？」

　今一度確認を取ると、大井さんは無言のまま頷かれました。

　なるほど……だからああも尋常でない様子だったのですね。一瞬でもあんなことを疑った自分が恥ずかしいです。

以下略

25: ◆48qlQjEkfk[saga]
2014/08/22(金) 02:03:22.78 ID:kQFi6LSrO
　門の詰所で若い哨兵と世間話をしていると、私服姿の大井さんがこちらに向かって走ってきているのに気づきました。

大井「お待たせしました」

　大井さんはあっという間に門に辿り着くと、軽く息を整えながら小さく頭を下げました。

以下略

26: ◆48qlQjEkfk[saga]
2014/08/22(金) 02:04:16.41 ID:kQFi6LSrO
「そういえば行先を決めていませんでしたが……中央のショッピングセンターでいいですか？」

大井「あ、はい！　あそこだったら何でも一通り揃っているでしょうし」

「大きなところですからねえ」

以下略

27: ◆48qlQjEkfk[saga]
2014/08/22(金) 02:09:11.13 ID:kQFi6LSrO
今回はここまでで……こんな時間に始めた1が悪いのですが、とても眠い……

次回は大井さんとお買い物です
次がいつになるかわかりませんが、それではまた

28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/22(金) 08:42:01.74 ID:TRPq806VO
おつ
艦娘は使徒だったのか

29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/22(金) 08:58:46.59 ID:r5RYgeC9o
乙です

30: ◆48qlQjEkfk[saga sage]
2014/08/26(火) 00:14:52.44 ID:Nnab5auoO
＊＊＊＊＊＊

「このヘアゴムなんてどうでしょう。可愛くありませんか？」

以下略

31: ◆48qlQjEkfk[saga sage]
2014/08/26(火) 00:15:28.18 ID:Nnab5auoO
　このような調子であったので、プレゼント選びは順調に思えたのですが……。

「意外と決まりませんでしたねえ」

　さらにあれから三十分。特に何も買うことなく、私たちはカフェの隅のテーブルで少し早めの昼食を摂っていました。

以下略

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