87: ◆oZf06d53Imn3[saga]
2014/08/30(土) 19:40:04.79 ID:svq1J3rwo
海未ちゃんの舌は耳から離れ首、再度肩と下降していきます。
鎖骨まで到達したところで海未ちゃんは私の上着のボタンに手を掛けました。
「あ……」
そこで、海未ちゃんは固まってしまいます。
「……?どうしたの?」
「は、花陽……」
急にオロオロしだす海未ちゃん。
「こ、これから、どうすれば良いのでしょう」
悲壮感のある表情で海未ちゃんはそう言いました。
「私は、このような経験が無いので、この先どうすればいいのか全く考えていませんでした、そもそも私達は女同士で……」
さっきまでとは打って変わって前後不覚と言った感じの言動で、捨てられた子犬のようにふるふると震えだす始末。
この海未ちゃんを見ていると、胸の奥がムズムズと疼く。
焦燥に似てるけど全くべつのベクトルの感覚に襲われます。今すぐ海未ちゃんを抱きしめてあげたい。
ぎゅうっと、しっかりと抱きしめてあげたい。
「海未ちゃん」
そんな衝動のまま抱き寄せて……
「好きなことを、しよう?それで、ちょっとずつお互いにお互いの好きなこと、嫌いなことを確かめていけばいいんじゃないかな」
そう微笑んでみる。伝わるかな、私の気持ち。
「花陽……。そうですね、そうかもしれません」
海未ちゃんが笑ってくれました
「不束者ですが、よろしくお願いします。花陽」
「ふふ、こちらこそ、海未ちゃん」
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