過去ログ - 叢雲「落ち着きが無いわね。大丈夫?」グラハム「私は我慢弱い」
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◆WHzNz9zb1A
2015/02/16(月) 03:07:56.49 ID:/wnYdRjAO
スレッガー『磯波、どうだい?』
磯波「縁酔いですね、激しく動いたせいで少し悪化したようですけど……」
叢雲「う……」
叢雲を仰向けにし、看病しながら曳航用バルーンを脇の下に通していく磯波。
船底艤装を損傷した艦娘も引っ張って航行が可能という、ハイテックな救護装備といえる。
作業の合間、グラハムは黙して語らない。
事が上手く運ぶよう無心に祈っているようにも見えた。
磯波「少し休めばすぐに良くなります。ちょっとだけ酷い二日酔いを起こしたようなものですから」
曙「綾波、そっちは?」
綾波「敵影無し、どうやら向こうの戦闘も収束に向かってるみたいです」
曙「どうなのよクソ提督、赤城さん達は?」
スレッガー『こっちはかねがね落とし終えたってとこかねぇ。よその海岸に散った奴を、他の艦隊が追撃し始めてる』
スレッガー『だが油断はするな、特に潜水艦の索敵は厳とせよ、ってね』
曙「りょーかい、クソ提督」
本当に、それからは驚くほど何も起きずに、戦いは幕を閉じた。
何百と押し寄せた深海棲艦達も、偶々とはいえ多くが基地に残っていた艦娘らの迎撃により壊滅。
建造物への被害も少なく済み、事態は慌ただしさの余韻だけを残してあっさりと収束していった。
グラハムと叢雲、二人の初陣は、海軍の規定に沿えばS勝利判定。
実に苦々しい、初勝利であった。
スレッガー『んじゃ、俺も顔見せついでに動きますか』
スレッガー『そっち行くぞカツ坊! 大丈夫だよな!?』
担当官『えぇ、大丈夫です。それとカツ坊は止めてくださいと言ったはずですが』
スレッガー『そういうのは酒が飲める歳になってから言うもんだ。無線切るぞ』
担当官『あっ……くそっ!』
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