過去ログ - 叢雲「落ち着きが無いわね。大丈夫?」グラハム「私は我慢弱い」
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◆WHzNz9zb1A
[sage]
2015/05/13(水) 07:55:18.76 ID:2q1neMZAO
グラハム「ところで、諸君」
三名「「「 ? 」」」
グラハム「話は変わるが、一つ聞きたいことがある」
雑談混じりの食事もすっかり食べ終えて、各々食休みの態勢になってきた頃合い。
この寄り合いで是非とも話そうと思っていたことを、三人に向けて切り出した。
国際情勢に関する話はひとまずお開きとしよう。
ワシントンDCが対深海棲艦要塞都市として生まれ変わっている話とか、アイオワ級戦艦改め洋上艦娘運用母艦ミズーリからアイオワ級戦艦娘が次々飛び出していく動画の話など、母国への興味は尽きないばかりだが。
今はどうしても、これの話をしなくてはならなかったのだ。
グラハム「これを見てくれ、どう思う?」
スレッガー「……どうって……」
カツ「すごく……赤い紐? です……」
彼らの前、食器を片付けたテーブルの中心に置いたもの。 それは、解けた一本のリボンタイであった。
それもかなり汚れて掠れており、コバヤシ中佐が赤と形容したのも辛うじて、が頭に付くほど汚かった。
ニコル「これは、陽炎型のリボンタイですね」
スレッガー「あ、ほんとだ」
カツ「よく判ったね……」
ニコル「一応黒潮が着任していますから」
ニコル「それでグラハムさん、これが一体……」
グラハム「あぁ……少し長くなるかも知れないが、聞いて欲しい」
私は、腰を据え直し珈琲を一口啜ってから、語り出した。
このリボンタイを手に入れた、昨晩の不可思議な出来事のことを――。
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