過去ログ - 叢雲「落ち着きが無いわね。大丈夫?」グラハム「私は我慢弱い」
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◆WHzNz9zb1A
2014/08/24(日) 06:23:17.67 ID:pdM52p6AO
こうやって彼と時間を潰すのもこれで五回目となる。
【深海棲艦】による海洋封鎖を、唯一切り開くことが出来る存在、【艦娘】。
如何なる近代兵器ですら止められなかった深海棲艦という存在。
だが艦娘による攻撃だけは、その深海棲艦の尋常ならざる復元機能を一時的に無効化し、撃退することが可能なのである。
あくまで一時的、というのが根本的な解決に至らぬ理由でもあるが、それでも昔よりは世界の情勢は改善しつつあると言える。
故に私は自負をもって生まれ、自負をもって此処にいる。
それを理解しない提督など、此方から願い下げだ。たとえ今日の彼で五人目だとしても、だ。
何故艦娘の攻撃だけは深海棲艦に通用するのか、それが出来る艦娘がどうやって生まれているのか。
それはまた今度の話にしよう。少なくとも、私の退屈を紛らわせるには不適格な話なのだから。
叢雲「!」
「! どうぞお入りください!」
ふと、入り口の扉が二回のノックを受ける。
ようやくか、と思い咄嗟に立ち上がる。軽く着衣を正し、万全の態勢で。
着衣の乱れは心の乱れ、私なら艤装の隅々まで光沢を放っていてようやく心の美しさに並ぶと言うものだ。
……が、扉を開けた来訪者を見るなり、不覚にも私は身を強ばらせてしまう。
隣の担当官に至っては顔をひきつらせ脂汗をかいていた。
入ってきたのは二人。一人は女性、一人は艦娘。
恐怖、とは違う萎縮をする私達に、彼女はおもむろにアイサツをした。
憲兵「ドーモ、叢雲=サン、担当官=サン。ハジメマシテ、憲兵です」
あきつ丸「ドーモ、ハジメマシテ。あきつ丸であります」
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