過去ログ - 叢雲「落ち着きが無いわね。大丈夫?」グラハム「私は我慢弱い」
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40: ◆WHzNz9zb1A[sage]
2014/08/30(土) 06:27:14.96 ID:Ne73roXAO
憲兵中尉「起きろグラハム=サン! シエスタはもう終わりだ」

グラハム「!」

 彼ははっとして、飛び起きる。
 いつの間にやら寝ていたらしい。彼の目の前には四人もの男女が並び、テーブルに突っ伏した彼を見下ろしていた。

グラハム「あぁ……済まん。どうやら寝ていたらしい」

叢雲「緊張感無いわね……大丈夫なの?」

憲兵中尉「インタビューの時間だ。準備しろ」

 彼は目をこすり、入ってきた男女を見据える。
 二人は顔見知り。憲兵中尉、いつもの憲兵。
 そしてその後ろに立っている、軍所属と思われる男と――仰々しい機器を背負い、槍のようなマストを携えた淡い髪色の少女。
 彼は跳ねるように立ち上がった。そしてまっすぐに彼女を見た。
 自分の艦娘を。提督となって初めて迎える、無二のパートナーを。

グラハム「君が、私の艦娘……か?」

叢雲「はじめまして、グラハム・エーカー。特T型駆逐艦五番艦、叢雲……」

グラハム「逢いたかった……!」

叢雲「え?」

グラハム「逢いたかったぞ、叢雲ォッ!!!」

叢雲「ふぇえっ?!」


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