過去ログ - 小町「雪乃さん!結衣さん!実はお兄ちゃんって抱き枕がないと寝れないんですよ!」
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◆3OJihx450c
[ saga]
2014/09/03(水) 02:04:39.93 ID:U8wsQVbrO
いろは「(うわ〜〜〜〜〜私今先輩にだきしめられちゃってるよー!どうしようどうしようどうしよう)」
いろは「(この蒲団…先輩の匂いが充満してる…正直最高です)」
いろは「(なんか抱きしめ方もすごく優しいですし…大事にされてる感がヤヴァい)」
八幡「(年下だからか、小町以外で一番庇護欲がかきたてられるなこいつ…)」
八幡「(この小さな体にいろんなもんを自分の都合で背負わせて…そら責任とれって言われるわ)」
八幡「(今日のこれだってなんだかんだ善意でやってくれてるわけだし…これ以上の負担はこいつにかけたくないな)」
いろは「(う〜〜幸せすぎて心が持たないよこのままじゃ…先輩に冗談でも言って心を紛らわそう)」
いろは「それにしても先輩って不思議な人ですよね。可愛い後輩にこんなことされても全く動じてないじゃないですか」
八幡「あほか、ぼっちのひととの触れ合いの不慣れさなめんなよ。これでも心臓バックバクだっつーの」
いろは「それならもっとデレてくれてもいいと思うんだけどなー」
八幡「なんでそんなに俺に惚れてほしいんだよ。どうせ碌な理由じゃないだろうが」
いろは「それはそのほうが使いやすいですからね」
八幡「それなら残念だったな。時期が遅すぎだ」
いろは「?」
八幡「中学までの俺は話しかけられただけで惚れそうになるほどのちょろさだったからな。その頃ならお前にも籠絡してたかもな」
いろは「なにそれキモイです…ていうかそんなに底の浅い先輩だったら私だって好きになってませんよ〜」
八幡「まぁそうだよな。しかしだな、そうやって出来上がったトラウマによって今の俺はお前にも勘違いすることがない訳だ。
トラウマも案外捨てたもんじゃないぞ。」
いろは「なんか先輩が言うと妙に説得力ありますね…でも惚れっぽいのが元々の性格だとすると、いまはこのいろはちゃんに惚れないように必死だってわけですね?」
八幡「あぁ、お前に限らずよく話すような女には感情のブレーキを掛けながら話すようにしている…てかお前今変な事言わなかったか?」
いろは「へ?変な事なんて言ってないですよ」
八幡「そ、そうか…ていうか不思議っていうんならお前の方が不思議だろ」
いろは「え?どこがですか?」
八幡「お前ってその持前の腹黒さでいろんな策略を企てながら生きてるだろ?とくに男にモテるために」
いろは「そりゃそうですよ。使える男が多いに越したことはないですし、本当に欲しいものも手に入れるために絶対必要な事ですから」
八幡「まぁお前のその腹黒さは魅力だとは思うし、いろいろ考えて行動する気持ちはよくわかるが、恋愛のことについてはもっと力抜いてもいいんじゃないか?お前のその容姿ならだまってても男はひっついてくるだろ」
いろは「なっっ‼なんてこと言うんですか口説いてるんですか今こんな状況でそんなこと言われたら色々と無理ですありがとうございますごめんなさい」
八幡「だからもっとゆっくり話せっての…どんだけ勢いよくふりたいんだよ…」
いろは「(ほんとになんてこと言ってくれるんですか!それって比企谷語を翻訳したら“お前はありのままでも十分にかわいいからそのままでもいいんだぞ”ってことですよね?これが結衣先輩の言っていた素直な先輩の破壊力…!普段のひねてる先輩もいいですがこれはギャップのせいでうろ色ヤバい!)」
八幡「まぁなんだ…おまえは今でもサッカー部とか生徒会とか頑張ってるんだから恋愛ぐらいはもっと楽しめってことだ。
お前がしんどそうにしてるのを見てると生徒会長にした俺のばつが悪くなる」
いろは「(先輩、気遣ってくれてる…そんなことされたらもう結婚しないと私の想いはとまりませんよ?
ていうか天然でこんな事言えちゃう先輩マジ卑怯です)」
いろは「はい…ありがとう、せんぱい♪えへへー」
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