過去ログ - 穂乃果「私は、希ちゃんの笑顔が大好きだから」
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27: ◆SFVLwYaa.o[saga]
2014/08/22(金) 00:00:54.25 ID:QVY9oJ000
海未「最近、穂乃果が希に甘えているところをよく見るのですが…私にはそれが目に余るように思えて…」

絵里「そう? 私には、そこまで酷いとも思えないけど」

海未「だって、いくら優しいとは言え、希は穂乃果の姉ではないんですよ? やるにも限度があります」

海未「私が口出しすることではないのですが、やはり希に迷惑をかけているのではと…」

ことり「海未ちゃんは…穂乃果ちゃんに、希ちゃんに甘えるのをやめさせたいの?」

海未「そこまで言うつもりはありませんが…」

絵里「海未は、希が一人暮らしの理由…知ってるわよね?」

海未「ご両親の仕事の都合で別居…でしたよね」

絵里「そうよ。…ねえ、ことり。一人暮らしは寂しいと思わない? 私ならきっと寂しいと思うわ」

ことり「…きっと、すっごく寂しいと思うな。お母さんが出張に行っちゃって、誰もいないおうちに帰るのって、すっごく悲しいもん。おかえりも、おはようも、いってらっしゃいも無いなんて…寂しいよ…」

ことり「あっ…だから、希ちゃんが家族の温もりに憧れるのはおかしくない…そういうこと?」

絵里「ご名答よ。一人暮らしを始めたのは高校一年生からだと思うけど、希だって女の子だもの。誰もいない家に帰るのは、とっても寂しくて辛かったんじゃないかしらね」

海未「だから穂乃果が甘えるのは、むしろ嬉しいことだと? 迷惑ではないと言うのですか?」

絵里「まあそういうことね。しかも一人っ子だし、姉妹というものにも憧れがあったのかもね」

絵里「希、とても楽しそうに話してくれたわ。穂むらで働いていたときに、穂乃果と雪穂ちゃんに勉強を教えてあげたって。穂乃果の髪を整えてあげたことも言ってたわね」

絵里「だから穂乃果が希を姉のように慕って甘えているのは、むしろ希にとっては本望じゃないかって思うの」

絵里「ふふっ…全部、私の想像でしかないんだけどね」

海未「…」


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