過去ログ - 咲「なんて呼ばれたいですか？」恭子「は？」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/22(金) 01:23:28.11 ID:7kcfjkgB0
恭子×咲。短いです

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2014/08/22(金) 01:25:05.20 ID:7kcfjkgB0
社会人になって３年目。

仕事にも慣れて忙しくなった恭子と咲の久々にかぶった休日に、

どちらかの家でぼんやりと過ごすお決まりのデート。
以下略


3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/22(金) 01:28:35.87 ID:7kcfjkgB0
外は快晴。

体力回復に充てたい休日に、真夏も近づき暑いだけの外で活動することなど

疲労困憊の週末を乗り越えた今日できるわけがない。
以下略


4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/22(金) 01:31:32.96 ID:7kcfjkgB0
恭子「なんて呼ばれたい、とは？」

咲「付き合ってそれなりに長いのに、末原さんと呼び続けるのはどうなんだと久先輩に呆れられちゃって」

咲「でもどう呼んでいいのか分からないので聞いてみました」
以下略


5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/22(金) 01:33:34.57 ID:7kcfjkgB0
「末原さん」

知り合った頃からそう呼ばれて、付き合ってからもそう呼ばれて。

特別になったはずなのに、周りと変わらない呼び名をずっと気にしていた。
以下略


6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/22(金) 01:36:07.60 ID:7kcfjkgB0
嫌じゃない。嫌なわけがない。

恋人からの呼び捨て。特別な呼び方。

躍る心を必死に抑え、にやけそうになる口を何とか引き締める。
以下略


7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/22(金) 01:39:55.63 ID:7kcfjkgB0
そして恥ずかしそうにもう一度恭子を見てから、咲は口を開いた。


咲「すえはら……」

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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/22(金) 01:40:57.73 ID:MqfrDJrxO
そりゃないぜ咲さん

9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/22(金) 01:42:38.25 ID:7kcfjkgB0
咲「あの、す、末原……？」

恭子「……私は今、早とちりした自分を殴り飛ばしたい」

咲「そこまで気に食わないとは思いませんでした」
以下略


10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/22(金) 01:45:15.38 ID:7kcfjkgB0
咲「せっかく呼び捨てにしようと思った私の勇気を返してください」

恭子「それなら一瞬でも夢を見た私のときめきを返すんや」

咲「呼び捨てのどこに夢を見ようとしたんですか」
以下略


11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/22(金) 01:49:46.99 ID:yU5wWTmgo
すえはらwwwwwwww
ポンコツ咲さんだったか

12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/22(金) 01:51:16.22 ID:7kcfjkgB0
不意打ちとは一体何のことだ。

顔を隠すように片腕をのせた咲は、

空いている手を伸ばして恭子の頬をぎゅうっと抓る。痛い。
以下略


13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/22(金) 01:55:25.35 ID:7kcfjkgB0
怒りではないようだ。

どうかしたのかと問う前に、隙を見計らったかのように咲の指が逃げた。

咲「い、痛いって言ったじゃないですか、なんでやめてくれないんですか！」
以下略


14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/22(金) 01:58:17.13 ID:7kcfjkgB0
咲「……き」

恭子「き？」

咲「きょ」
以下略


15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/22(金) 01:59:37.59 ID:6TgBIM86O
末原さん大歓喜

16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/22(金) 02:02:34.16 ID:7kcfjkgB0
咲「……あの、恭子、さん？」

恭子「…………」

咲「さっきの無自覚発言が聞き間違いならもう二度と呼びませんから」
以下略


17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/22(金) 02:05:20.55 ID:7kcfjkgB0
求めていた特別な呼び名。

喜びに打ち震えるのと同時に、一度抑えたはずの危険な感情が際限なく湧き上がる。

栗色の髪に口づけてから、咲の耳にぐっと唇を近づけて囁いた。
以下略


18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/22(金) 02:08:50.36 ID:7kcfjkgB0
腹が立ったので耳に噛みつくと、咲が驚いて体をびくつかせる。

抵抗を示しそうになった腕をベッドに強く押し付けて、落ち着ける。

恭子の手が熱いのか、咲の腕が熱いのか。
以下略


19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/22(金) 02:12:03.14 ID:7kcfjkgB0
咲「ばか」

恭子「そっちやなくて」

咲「ばか」
以下略


20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/22(金) 02:14:16.37 ID:6TgBIM86O
乙 やっぱ恭咲良いなぁ

21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/22(金) 02:16:51.64 ID:yU5wWTmgo
おつ

最近増えてきて嬉しいところ

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