過去ログ - バルツァー「近衛鉄虎兵大隊？」【軍靴のバルツァー×皇国の守護者】 -SS速報VIP

過去ログ - バルツァー「近衛鉄虎兵大隊？」【軍靴のバルツァー×皇国の守護者】

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2014/08/24(日) 01:33:59.75 ID:9mfMeu1l0

ヘルムート「な、なんだあれは！？」

バルツァー「何が……！？」

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2014/08/24(日) 01:35:27.11 ID:9mfMeu1l0

新城「バルツァー少佐。貴官が狼狽えるとそちらのお嬢さんが益々怖がってしまいます」

ヘルムート「お、お嬢さん！？」

以下略

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2014/08/24(日) 01:36:38.55 ID:9mfMeu1l0

ククッ、と直衛は喉の奥で笑う。わざわざ訂正はしないが、冴香は両性具有者であった。

佐和野「大隊長、藤森参謀からです」

以下略

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2014/08/24(日) 01:37:37.28 ID:9mfMeu1l0

この時代、未だ戦列というものが有用に機能していた。
もし各々独立して行動すると、これを司令部が管理出来なくなるからだ。
また夜間戦闘はその戦列の維持が難しくなるので、これも《大協約》世界における戦争の、夜の静寂を約束するものであった。
それぞれの部隊指揮官が有能であれば、独立した指揮系統も夜間強襲も不可能ではないだろう。

以下略

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2014/08/24(日) 01:39:04.22 ID:9mfMeu1l0

　　◇

校内を巡りながら、バルツァーと直衛はよく話した。
他の者共は黙っていたし、そもそも口をはさめるような話題ではない。直衛もバルツァーも、かなり高い次元で物を考えていたからだ。

以下略

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2014/08/24(日) 01:39:55.58 ID:9mfMeu1l0

バルツァー「それよりも。後装銃はいつか一般化しますが、ドウジュツは違います。あれは脅威だ」

新城「導術の効果的運用は未だ模索のところが多いですが……そうですね、僕もそう思います」

以下略

30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/24(日) 01:41:19.34 ID:9mfMeu1l0

互いに笑みを浮かべながら談笑。傍から見れば、二人は深いところで意気投合しているように見える。
しかしその実、両者は何一つとして信用してはいない。

腹の探り合い。どの程度情報を漏らすか。どの程度の戦略眼なのか。

以下略

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2014/08/24(日) 01:42:39.47 ID:9mfMeu1l0

――――校長室――――

以下略

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2014/08/24(日) 01:44:00.65 ID:9mfMeu1l0

アウグスト「シンジョウ少佐。貴殿にはこの学校で臨時教官をしてもらいたい」

新城「教官でありますか、殿下」

以下略

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2014/08/24(日) 01:45:13.47 ID:9mfMeu1l0

アウグスト「校長。今日のところはシンジョウ少佐に休んでもらう。教官用の宿舎に空きはあるか？」

フランク「は、はい。ございます」

以下略

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2014/08/24(日) 01:46:51.47 ID:9mfMeu1l0

　　◇

大隊に帰隊した新城は、とりあえず細巻きをふかす。
言ってもいないのに出てきた黒茶は、冴香が淹れたものだ。

以下略

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