過去ログ - 【ラブガンツ!】海未「これが百点武器…」凛「かよちんが…」【第二話】
1- 20
42: ◆xVf6sGdKcE[saga]
2014/08/31(日) 22:54:37.68 ID:w6MtDZI40
鈴木「じゃあ、始めよっか」



鈴木は少し寂しげな頭部をかきあげて微笑んだ。やはり、悪い人ではない、騙している感じはないと、にこは思った。
相変わらず状況はよく掴めないが。



にこ「で、何をすればいいんですか?」

鈴木「まずは、あの死骸から片付けないとダメだね」

にこ「うえー……」

鈴木「最初はそんなものさ。じきに慣れるよ」

にこ「こんなのに慣れたくないです」

鈴木「まあまあ、そう言わずに。さ、行こう」

にこ「はぁ・い……」

近くで見ると、余計大きく見える。まぁ当たり前のことなのだが、そもそもこのサイズのカブトムシが存在することが変なのだ。

にこ「おじさん……ちょっといい?」

鈴木「ん……何かな?」

既に何らかの作業に取り掛かっていた鈴木が応える。

にこ「このカブトムシ……なんなんですか?」

鈴木「宇宙人、ッて言ッても信じないかな?」

にこ「う、宇宙人!?」

鈴木「分からない?」

にこ「いや……だって」

鈴木「でもさ、こんなにおッきなカブトムシ、普通じゃあり得ないでしょ?」

にこ「……まぁ、それはそうだけど」

鈴木「だから、宇宙人なンだって。僕も最初は信じられなかッたからね。驚くのも仕方のないことだよ」

にこ「ふーん……」

鈴木「そろそろ、手伝ってくれる?」

鈴木「質問ならやりながら答えてあげるから」

にこ「あ、すいませン」





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
48Res/34.98 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice