17: ◆NyNLWd8vjRd3[saga sage]
2014/08/22(金) 13:18:35.31 ID:IcRISR9oO
提督と鳥海1
鳥海「本日、秘書艦を務めます鳥海です」敬礼して
提督「…堅いな、鳥海」
鳥海「これは軍務ですから」
提督「まあ、鳥海がそう言うなら構わない。とりあえずいつものを……お茶を淹れてくれ。苦めにだぞ」
鳥海「わかりました」慣れた手付きでお茶を淹れて
提督「それで他の艦隊は演習か?」
鳥海「いえ、ほぼ全艦隊が遠征に行きました」
提督「何故?」
鳥海「提督が着任される条件として溜め込んだ資材の分配と一部装備が軍に返されたからです」
提督「そうじゃったのか…まあいい。装備は何が返却された?」
鳥海「烈風系列と流星系列…41連装砲等です」
提督「震電改は?」
鳥海「争いの元になるからと残されました」
提督「…まだあれの開発もできんのか。たるんでおるの」
鳥海「艦戦の最高峰の震電改の開発は一部の鎮守府でしか成功例がありません。仕方がない事かと」
提督「…ふん、まあいい。遠征内容は?」
鳥海「第一から第ニ艦隊を鎮守府の警備兼演習消化の為に残し、他の艦隊は順に東京急行、東京急行2、水上作戦、囮作戦になっています」
提督「まて、ワシの艦隊に水蒸気母艦はもう居ないはずだ。誰が行っている?」
鳥海「千歳、千代田両名が武装を新規に付け替えて、行きました」
提督「独断行動だ。厳罰対象だが?」
鳥海「二人は前提督の死亡時に付け替えを行っている為に問題はありません」
提督「…ふむ、それならいいか。所で鳥海」
鳥海「なんでしょうか?」
提督「先程から生娘みたいに顔を逸らされて話されると悲しいのだが」
鳥海「き、気のせいです」
提督「ワシの顔がそんなに変か?」
鳥海「いえその…」
提督「まあ30数年一緒に居た爺が若造に戻ったからの…すまんがなれてくれや」
鳥海「ぜ、善処します」
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