過去ログ - 提督「若返った」
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6: ◆NyNLWd8vjRd3[saga sage]
2014/08/22(金) 11:53:40.21 ID:IcRISR9oO
提督と再着任2

五月雨「それでは改めまして、中尉殿から着任の挨拶があります」

提督「……」マイクを持って

提督「本日付けでここ横須賀鎮守府に着任した。お前達の指揮官になるものだ。わしはお前達を戦場に追いやり、時には死ねとも言うだろう。わしを恨んでくれて一向にかまわない。だが一つだけ、一つだけお前達に求めることがある」

提督「ワシの命令以外で死ぬ事は認めない」

提督「敗北し、敵に囲まれて絶望的な状況だろうと死ぬな。生きて帰ってこい。わしは超人では無い。実践の指揮は取れても深海棲艦を殺す事はできない。結局はお前達、艦娘が闘うのだ。情けない話だ。WW2の英霊達が乗っていた戦艦達が今度は単体で闘う。人類はそれを見守る事しかできない」

提督「すまない。お前達をまた戦場に駆り出すワシを許してくれ。死が這い寄る世界に放り投げる人類を赦してくれ。無力なワシを赦してくれ。ワシはここで待つしかできない。どうかワシの元にまた無事に戻り、酒を交わそう。そして愚痴や恐怖を共有してくれ。それが戦場に立てなくなった哀れな爺の…若造の願いだ」

艦娘一同「……」

提督「話は以上だ」

パチ…パチパチパチパチパチ…拍手が鳴り響く

提督「馬鹿者、今のは情けないと笑うところだ」帽子を深く被り泣いていて


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