過去ログ - もし小泉さんが主人公だったら 【ﾀﾞﾝｶﾞﾝﾛﾝﾊﾟ2】　part3
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942: ◆cjZbmyD1BY[saga]
2014/09/07(日) 18:32:09.31 ID:ZfMlUBIe0


小泉「な、なによ、これ…。」




多分アタシの顔は、どんどん青ざめていっているのだろう。

暗黒なんかよりも、もっともっと絶望的な現実がそこにあったからだ。




予測通り部屋には窓はない。前方に扉が1つあるだけ。広さも予想と大体一致した。


一致しないのは、裸電球1つで照らされている薄明かりの中の光景だ。


床や壁に、尋常ではない量の血がまき散らされている。1人や2人の血じゃない。

ここで、何人も、何人も…!!


臭いに気付かなかったのは、染みついてから何年もたっているからか。

ただ、恐怖で頭が働かなかったからなのか…。


他にも部屋には何かあったようだけど、直視できなかった。

とげとげしいあれらは多分、人を痛めつけるためだけに作られた器具だろうから…。




見るんじゃなかった。

ずっと目をつむっていたままのほう、幸せだった。

いまさら目をつむったところで、脳裏に焼き付いた凄惨な光景を消し去ることなんて不可能なんだ。




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