過去ログ - 【Fate】君達が紡ぐやる夫の物語【安価とコンマで聖杯戦争】 -SS速報VIP

過去ログ - 【Fate】君達が紡ぐやる夫の物語【安価とコンマで聖杯戦争】

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817:1 ◆JwraddSSjo[saga]
2014/08/25(月) 21:00:11.81 ID:6+6KbFm4o

【修正】

メルトリリスはただ優しい笑みを浮かべて、「いいえ」と首を振って応えた。

メルトリリス「そもそも謝らなくちゃならないのは私」

メルトリリス「半身と想ってくれている貴方に、最重要な情報を隠そうとした私が悪いわ」

メルトリリス「…そう。傷付けたのは貴方でなくて私なのよ」

またも浮かべる哀しい表情に貴方は胸が痛む。

そして浮かんだ言葉を更に吐き出す。

貴方「それは違うぞメルト！」

メルトリリス「…何が？何処も間違ってないじゃないの」

ほら悪いのは私。そう自嘲気味に呟くメルトリリスにいよいよ何かの限界が来た

貴方「だから違うと言っているではないか！」

メルトリリス「だから何がよ！」

そうして睨み合いにまで発展する両者。犬と猫の威嚇し合いだなと式は一人想っていた。

貴方「そもそも―――」

実に誤っているが、この言葉もどうかとしか想えないが、そんな表情を浮かべさせたくないので口にする。

何かに申し訳ない気持ちになるが、これもまた御免！

貴方「君の情報を開示させようとした私が悪いのだよ！」

メルトリリス「…は？」

予想外すぎる言葉にメルトリリスは完全に呆けた表情になった。

ライダーは尚も膝を叩いては笑い続けていた。

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