過去ログ - 【東方】レミリア「幻想郷TVへようこそ」
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25: ◆XATV/Ds.DaK7[saga]
2014/08/23(土) 12:35:37.25 ID:RrXve1Avo

レミリア「自動ドアの普及が進めば、普通のドアが駆逐されるということよ」

レミリア「自動ドアにはドアノブカバーを付けられない。だから、私のナイトキャップをカバーと呼ばせて、幻想を保持するのよ」

咲夜「それはちょっと極論かつ曲論なんじゃ……」

レミリア「そうかしら」

レミリア「私はね……ランタンがシェアを奪われていく様をこの目で見たのよ」


電気の利用が実用的になって来た当初、ランタンや街灯業者は皆、口を揃えてこう言った。

「あんな限定的な明かりが、我らを脅かすはずもなし!」

けど実際に電球の普及が始まると、火による照明の危うさが浮き彫りになった。


・火事の危険
 つけたまま放置できず、誰かが安全確認する必要がある。
 安全確認していても火事になる時はなる。

・煙(有害物質)の危険。
 産業革命当初は無視されてきたが、それでも『霧の都ロンドン』と呼ばれるほどに有害物質を吐き散らした。
 認知されることなく、煙による害で何人も死んでいる。


結果、電気の登場により、手放しで100%ランタンが支持される時代が終わったのね。
ランタン業者は発狂して9割方ダメになった。


咲夜「なるほど。でもランタンは、今でも災害時やアウトドアで使用されますよ」

レミリア「棲み分けているのよ。そう、すなわち自動ドアと手動ドアの関係も、それと同じ」

レミリア「今は、自動ドアがコストの面から絶大な普及率とは言えないだけ」

レミリア「もっと安価かつ省エネルギーで自動ドアにできるなら、皆そうするでしょうよ」

レミリア「LEDのランタンが大好評発売中だっていう事実の通りに」

咲夜「自動ドアと手動ドアが、電球とランタンの関係になる」

レミリア「その通り。そして手動ドアが懐古趣味となるその日に備えて、私はドアノブカバーを頭に乗せる」


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