過去ログ - お嬢様「安価とコンマで逃亡生活」
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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/22(金) 22:01:17.25 ID:dvXQOETu0


〜読み飛ばしても問題の無いプロローグ〜


○○○○年……その国家に革命が起きた。

数百年続いた王政は終わりを迎え、共和制の新たな国家が誕生しようとしていた。

王族、そして貴族たちは、革命の象徴として処刑されることが決まった。


それが昨日の事。

この日の朝、貴族、○○家にも軍の手が及んでいた。

ソピア「……はっ、はっ」

女士官「居たぞ! 逃がすな!」

剣を持った兵士、魔法を扱う兵士、銃器を携えた兵士が彼女に迫る。

ソピア「きゃあああ!」

木の裏から飛び出してきた人影に、剣を持った兵士が弾き飛ばされる。

ソピア「使用人!?」

使用人「ソピアお嬢様。ここは僕に任せて、お逃げください!」

幼少期から、まるで友達のように仲良くしてきた使用人の少年だ。

ソピア「で、でも……」

使用人「……こんな時の為に鍛えてきたんですから」

そう言いながらも少年の体は震えていた。

使用人「早く!」

少年が背中を押す。

ソピアは泣きながらも全力で走り出した。

使用人「貴女に出会えて、幸せでした……!」



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