過去ログ - お嬢様「安価とコンマで逃亡生活」
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293:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/23(土) 19:50:16.28 ID:hLEyv2I20
キッチンとリビング。

朝食の準備中だった朝そのままに残された部屋には虫が舞っていた。

ソピア「うえっ……」

虫も異臭も外で慣れていたはずだが、自分の家がこんなに汚くなっているのはやはり精神に堪える。

冷蔵庫を開けると食材が残っていた。

ソピア「宿屋でご飯は出るからいらないかな……?」

チョコレートを口にして部屋を後にした。


両親の個室。

父の部屋は片付いていたが、母の部屋は化粧道具が散乱し、椅子は倒れていた。

起床後、化粧中に部屋に踏み込まれたのだろう。

ソピア「お母様……」

ソピア「バッグ、借りていきますね……!」


屋外。

使用人の少年が自分を逃がすために残った場所。

花壇が荒らされている以外は何もなかった。

血痕も、無かった。

ソピア「まさか……生きているの?」


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