過去ログ - お嬢様「安価とコンマで逃亡生活」
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64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/22(金) 23:56:23.80 ID:dvXQOETu0
夕食時。
新入りが来たと聞いて、彼の友人が集まって来ていた。
男性1「すまんね嬢ちゃん。いつもはこんなに多くないんだが」
男性2(背の低い男性)「へえ、中々のかわいこちゃんじゃねーか。よく捕まえたなぁ」
男性3(髭面の男性)「貴族の子なんて話すの初めてだぜ」
男性4(メガネの男性)「噂は本当だったのだな」
女性(浮浪者風の女性)「これから貴族が大勢逃げ延びてくるよ……」
女性2(おばちゃん)「いつかは軍人がここにも来るだろうねえ」
男性4「かくまっていては我らも殺されかねんな」
男性2「疑われただけで射殺だろーなぁ」
女性1「あんたにゃ悪いけど、いつまでもここにいてもらうわけには行かないね」
ソピア「お気になさらず……。とりあえず一晩だけなので」
男性3「俺っちも最初はそう言ってたっけな。気づけばずるずるとここに残っちまった」
男性1「出ていくにしても、世間知らずの嬢ちゃんが1人で生きていけるほど甘くないぞ」
女性2「軍人の目が無かったとしてもね」
ソピア「は、はい……」
男性1「せっかくだから聞きたいことがあったら聞いてくれ」
女性1「せめて少しでもお節介焼かないと気が済まないんだよねあたしら」
男性3「ああ間違えねえ」
男性4「今でこそこんな場所にいるが私は博識家だぞ。遠慮なく聞いてくれたまえ」
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