過去ログ - お嬢様「安価とコンマで逃亡生活」
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994:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/27(水) 00:41:08.60 ID:yneMa0GK0
背教者の方がそれっぽいかな、まあ職業名ではないし二度と出てこない言葉のはず
【エルミスの父】
エルミス「ただいま帰ったわ」
共和国軍元帥「おかえり、○○」
エルミス「父上! 昨日ね、下僕ができたの!」
元帥「そうか、友達ができたか」
エルミス「違うわ。下僕よ。わたしの手足となって働いてもらうのよ」
元帥「あまり困らせないようにな」
エルミス「これからもっとたくさんの下僕を作って、すぐに父上に追いついてみせるから!」
元帥「はは、頑張れ」
エルミス「父上は最近手下が増えたからって冷たいわ」
元帥はデスクワークをしながらエルミスと会話していた。
少し前までは王国軍中将であった彼は革命軍を組織して以来、家に帰ってくる日も減ってしまった。
元帥「悪いね」
エルミス「もう、家にいる時くらい話を聞いてくれてもいいじゃない」
元帥「もう少ししたら忙しさも落ち着くから、それまで待っててくれないか」
エルミス「出来るだけ早くね」
元帥「明日大きな仕事があるんだ。それからは……貴族を全滅させるのが早いか、高官を説得するのが早いか……」
妻「あなた、早さよりどちらが正しい選択かが大事ですよ」
元帥「それもそうか……」
彼は子煩悩であった。
妻「○○。外ではちゃんとエルミスって名乗ってる? あなたが人質に取られでもしたら大変なんだから」
エルミス「大丈夫よ。わたしはエルミスわたしはエルミス。ちゃんと外では猫もかぶってるもの♪」
元帥「○○を誘拐する者でもいたら命はないからな……いや、普通に殺すことすら生ぬるい……」
元帥「こうしてはいられない。早く仕事を終わらせて○○の近くにいなければ……!」
妻「あなた、この後も任務は山積みでしょう? 外交と経済の活性化。大統領選への出馬も望まれているんですから」
元帥「大統領になったらますます○○といられる時間が減ってしまうから断る」
妻「……あなたが元帥で本当にいいのかと不安になります」
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