過去ログ - 【艦これ】提督たち「ユウジョウカッコカリ?」【物語風プレゼン】
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154: ◆G4SP/HSOik[saga]
2014/09/23(火) 11:12:37.91 ID:JZmH5Y3h0

剛田「さて、お前の提案してくれた暗号名:『○四』のことだが、――――――実用化に向けて陸軍の協力が得られたぞ」

金本「そうか!」

剛田「次いでにだ」

金本「ん?」

剛田「陸軍でも独自に暗号名:『○二』の開発を再開したいという申し出があった」

金本「別にいいよ。『○四』が俺の希望通りのものになってくれれば。――――――『○二』に対する予算は出さねえがな」

剛田「そうか。まあ【秘密工廠】と実験部隊をお前個人から提供してもらっていることだし、『○二』の開発ぐらいは責任を持とう」

剛田「しかし、大根まるまる一本を弁当にしていたようなお前が今では資源王として国家の命運を左右する計画の主翼を担うことになるとはな…………」

金本「やっぱり世の中 カネなんだよ、カネ」

金本「そして、そのカネが流れるところを押さえたやつがこの世を制するというわけでして」

金本「歴史を紐解いていけば、海運を司る都市がいつだって栄えてきたんだ。――――――海の男が儲かるのは当然の話だろう?」

剛田「そうだな。今の御時世だと陸軍の仕事は憲兵ぐらいしかないからな」

剛田「しかし、本当に『○四』を使うというのか、――――――お前自身が? ガイノイド技術の導入で製作は不可能ではなくなったが」

金本「ああ。これで人類は深海棲艦に対抗する足掛かりを得たというわけだ」


剛田「おかしなことだな」


金本「……なに?」

剛田「この大地を守るべきはそこに存在する我々人間の義務と責任だからこそ、陸軍は旧態依然の兵器に自ら搭乗して戦っている――――――」

剛田「我々 陸軍船舶司令部が陸軍の代表として海上陸戦機動歩兵『○二』の開発に躍起になっているのも離島などの国土防衛を容易にするためだ」

剛田「しかし 海軍は、人間一人ではとても扱えない軍艦をたった一人の擬人類に集約させた究極の生体兵器を使っているのだぞ?」

剛田「つまりは、戦闘は艦娘に任せて、その指揮官であるお前は戦術や戦略だけやっていればいいはずだ」

剛田「今の海軍には士官と下士官はいても、戦場においては兵卒は要らなくなったということなのだ」

剛田「それなのに、どうしてその指揮官であるお前がわざわざ戦場に出ようとする? みすみす死にに行くようなものだぞ」

剛田「お前が死んだら、このすぐ隣にある鎮守府はどうなるというのだ。それにこの豪邸だって、お前がケッコンしてきた艦娘たちだって――――――」


金本「耐えられなくなっただけだよ」





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