過去ログ - 【艦これ】提督たち「ユウジョウカッコカリ?」【物語風プレゼン】
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155: ◆G4SP/HSOik[saga]
2014/09/23(火) 11:13:22.50 ID:3zEhG37Z0

剛田「は?」

金本「知ってるか? 海の向こうの国ではガイノイドの他にも無人兵器なるものを開発したらしいぞ」

剛田「何だ藪から棒に――――――だが、それは本当か? だとしたら脅威だぞ」

金本「けど、何て言うんだろうな? 資料の文面に載っていたことなんだが――――――、」

金本「無人兵器って書いて字のごとく、人が乗らないから撃墜されたり事故をおこしたりしても操縦員に危険はないことはわかるだろう?」

剛田「ああ。陸軍ご自慢の戦車は一人では動かせないからな。無人機化あるいは擬人化できたらさぞ楽だろうな」

金本「それでな? 向こうにはどうやら超長距離に映像を送受信できる技術まであるらしいから、操縦員は長い期間 戦地に派遣されることもないらしい」

金本「任務を終えればそのまま自宅に帰ることも可能なんだってな」

剛田「なにぃ?! それじゃ、最初に無人機と戦わせて敵軍を消耗させたところに本隊が強襲することも容易ではないか!」ガタッ

剛田「実質的に戦力が無人機の数だけ倍になるのではないのか、それは!? ――――――『一人1台の鉄の守護獣を!』って感じに!」

金本「ああ。最初にそんな技術が海の向こうで実用化されたことを知って心底驚いたよ」

金本「けど、調査報告には続きがあってだな――――――」


――――――しかしながら、使っているうちに操縦員の頭がオカシクなっていくらしいんだよ。


剛田「は」

金本「俺も最初に読んだ時は理解できなかった」

金本「けど、俺が提督になって艦娘たちを戦場に送り出していくうちに段々とわかってきてしまったようなんだ……」

剛田「待て待て待て! いくら【艦これ】が『現代日本風の異世界』の話だからってさ――――――」メメタア

金本「伝わらないか――――――そうだな。確かに無人機と擬人類は自律化させる点で同じでも趣向が違うもんな」

金本「何て言えばいいんだ? ――――――そうだ。あれだ、あれ」

金本「太宰 治の『走れメロス』みたいに、『待つ側と待たされる側』それぞれの苦悩ってやつがあるんだよ」

金本「けれども、『待つ側』と『待たされる側』って普通に考えてどっちが苦しい立場だと思う?」

金本「これを今の戦争に置き換えたら、どうなると思う?」

剛田「それは…………」

金本「俺はただ戦地に艦娘を送り出すだけだ――――――だが、艦娘は戦地に送り出されて生きて帰ってこれる保証はない」

剛田「何を言っている? お前は一度もたりとも誰一人として艦娘を轟沈させたことはないだろう?」

剛田「あ」

金本「………………」

剛田「お前はたった一人で艦娘たち全員のことで――――――そうか。艦娘にとっては自分さえ無事であればそれで済む話だが、」

剛田「艦娘の命を全て預かっているお前としては誰一人として欠けることは――――――」

金本「そうだと思う。たぶん、俺はそんな状態になりつつあるんだと思う」

剛田「………………」

金本「………………」

剛田「……そうか。お前、頭がオカシクなってきたわけか」




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